「いじめ防止対策」と子どもの権利
いのちをまもる学校づくりをあきらめない
著 者 | 鈴木 庸裕・住友 剛・桝屋 二郎 |
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ISBN | 978-4-7803-1075-7 C0037 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 208頁 |
発行年月日 | 2020年02月 |
価 格 | 定価(本体価格1,700円+税) |
ジャンル |
重大事態が起こってしまうまで、誰も、何も、できないのだろうか?
いじめ防止対策推進法施行後も、全国で続くいじめによる自殺などの重大事態。被害者救済や第三者委員会のあり方は、いじめのない学校づくりはどうすれば可能か、精神科医・養護教諭・弁護士・SSW・研究者らが協同で探究する。
子どもの自殺などの重大事態が起こるまで、子どもたちの変化にまわりのおとなが気づかないのはどういうことなのでしょうか。「チーム学校」や「いじめ防止対策推進法」「学校ハラスメント批判」などをスローガンに留めない地道な「いじめ対策」の一助となることを願いまとめた一冊です。
鈴木 庸裕
日本福祉大学教授。子どもの生活指導研究から、学校の社会的な機能に着目し、スクールソーシャルワークの研究とワーカーの養成に携わっている。
住友 剛
京都精華大学総合人文学科センター長。 兵庫県川西市の子どもの人権オンブズパーソン調査相談専門員を経て同学へ。学校での事故・事件・災害や、学校生活になじみづらい子どもたちへの支援のあり方を中心に、子ども観と社会構造、制度・政策との関係を問い直す研究をしている。