仄かな希望
アスベストに冒された中皮腫患者の闘病記
著 者 | 橋本 貞章 |
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ISBN | 978-4-7803-0828-0 C0036 |
判 型・ | 四六判 |
ページ数 | 304頁 |
発行年月日 | 2016年03月 |
価 格 | 定価(本体価格1,700円+税) |
ジャンル |
「術後3年生存率20%」と宣告されたアスベストに冒された中皮腫患者の小説形式の闘病記。死と向き合う克明な記録は、関係者への共感を誘う道標ともなる。
推薦・解説 古川和子(中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会会長)
投稿者:女性・70歳・主婦
評価:☆☆☆☆
今回のような本が出版される日を待っていた1人です。新聞の記事を見てすぐ書店にいき、注文をしました。今後、どのように症状が変化するのか、知っていたい。本を読んで治療の大変さにまた、むなしさに気付かされました。20%のハードルを乗り越えていただくことを祈っています。この先多くの人にとても参考になる本だと思います。生き方を考える勇気をもらいました。感謝。
橋本 貞章
1948年、高知県生まれ。芝浦工業大学建築学科卒業。1級建築士。中堅ゼネコンで、アスベストが舞う現場で働いていた。64歳で中皮腫を発症、術後3年生存率は20%と宣告され、闘病中。