権利の芽吹きは足もとに
あたりまえに生きていくための視覚障害者運動
著 者 | 梅尾 朱美 |
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ISBN | 978-4-7803-0712-2 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 194頁 |
発行年月日 | 2014年08月 |
価 格 | 定価(本体価格1,800円+税) |
ジャンル |
一人からでも声をあげ、実現してきた梅尾さんの半生ー
恋愛と結婚、出産と子育て。母子手帳の「点訳版」を求める運動、名古屋での介護ヘルパー認定訴訟と「点字裁判」、命を守るバリアフリーの取り組み。「できないこと」に妥協せず、権利を求めて主張を続けてきた梅尾さんのぶれない原動力に迫る。
梅尾さんと愛視協の運動………… 中谷 雄二
歩んできた道………… 梅尾 朱美
第一章 子どもの頃
第二章 青春の記
第三章 母として育つ日々
第四章 飛び立ちかねつ鳥にしあらねば
第五章 見えない日常のなかで
終 章 私の原点
人間への信頼と権利への渇望………… 寺西 昭(愛知視覚障害者協議会)
見えないからこそ、見える人が気づかない権利侵害がしっかり見える。視覚障害者運動を切り開いてきた梅尾朱美さんの人間としての魅力が文章からあふれており、読む人の心をとらえます。
梅尾 朱美
1950年9月、香川県坂出市に生まれる。現在、愛知視覚障害者協議会会長。
愛知県弁護士会「2014年度人権賞」受賞