女子力で読み解く基地神話
在京メディアが伝えない沖縄問題の深層
著 者 | 三上 智恵・島 洋子 |
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ISBN | 978-4-7803-0857-0 C0036 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 188頁 |
発行年月日 | 2016年09月 |
価 格 | 定価(本体価格1,600円+税) |
ジャンル |
二人の女性ジャーナリストが、沖縄と本土の複眼で、沖縄神話とも言える疑問を解明し、基地問題の真実を語り尽くす、目からウロコの痛快対談。
序 章私にとっての沖縄
第1章基地被害「怒りは限界を超えた」
第2章普天間・辺野古の20年とオール沖縄
第3章宮古島への自衛隊配備と米軍戦略
第4章沖縄基地神話と沖縄・在京メディア
対談を終えて
投稿者:男性・80歳・無職
評価:☆☆☆☆☆
沖縄の基地が理解できました。こんな立派な女性ジャーナリストはすくないでしょう。お二人は国宝。また良い本をだしてください。
投稿者:男性・66歳・非常勤講師
評価:☆☆☆☆☆
講演を聞き、本を読んで、戦後ずっと沖縄が、米軍がベトナムやイラクを爆撃するための出撃基地にされてきたことに改めて気づかされました。「9条があるから日本は平和だった、などと言ってほしくない」という三上さんの言葉が身にしみました。戦後、日本が沖縄が、アメリカの出撃拠点とされてきたことを、私たちはもっと重くうけとめなければならないと思いました。北海道の地で、同じ気持ちでがんばりたいと思います。
三上 智恵
ジャーナリスト、映画監督。毎日放送アナウンサーを経て、琉球朝日放送でキャスターを務めながら、多数の番組を制作。女性放送者懇談会放送ウーマン賞を受賞。初監督映画『標的の村』は、山形国際ドキュメンタリー映画祭監督協会賞などを受賞。映画『戦場ぬ止み』を公開中。
島 洋子
ジャーナリスト、琉球新報政治部長。琉球新報社の経済部、政治部などを経て、2016年より現職。米軍基地が沖縄経済の発展を阻害していることを明らかにした連載「ひずみの構造ー基地と沖縄経済」で、2011年「第17回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞」を受賞。後に「新報新書」として発刊された。