だから、言ったでしょっ!
核保有国で原爆イベントを続けて
著 者 | 米谷 ふみ子 |
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ISBN | 978-4-7803-0439-8 C0095 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 184頁 |
発行年月日 | 2011年05月 |
価 格 | 定価(本体価格1,500円+税) |
ジャンル |
アメリカ在住の芥川賞作家から被爆国・日本の若いみなさんへー反核・平和の遺言的メッセージ
核保有国は核廃絶に熱心ではなく、そこの住民は核の恐さを知らない。日本の大地震では恐れていた原発の炉心融解が起き、歴代政府の責任が問われている。唯一の被爆国・日本の若者たちは、平和と安全のために行動して欲しい。核保有国の若者も、それに応える資質を持っている。
推薦:秋葉忠利(広島市長)
米谷ふみ子さんは私の尊敬する作家ですが、文字通り、「世界の明日は自分が変えていかなければ」という責任感・義務感で、人生のほとんどを過ごして来られたユーモア感覚あふれる「スーパー人間」です。この本を読むことで、あなたの中にある、「スーパー人間」を自覚し、明日の地球を救って下さい。
第一章 被爆国・日本の若いみなさんの未来のために
第二章 核所有国の住民は、核の恐さを知らない
第三章 私が原爆イベントをアメリカでする深い動機
第四章 私たちの町の草の根運動の始まり
第五章 初めての原爆イベントと独立記念日パレード
第六章 会場探し、そしてハロルドの死
第七章 初めての大学でのイベント
第八章 涙する高校生、大学生も
第九章 さすが、平和アカデミーの学生たち
第十章 信念を持った女子学生との出会い
投稿者:女性・77歳
評価:☆☆☆☆
著者の行動力に勇気づけられ、私も少しでも著者に近づけるようにがんばる覚悟ができました。今後は、平和のありがたさ、平和憲法9条の大切さを若者たちとともに、かみしめられるように、戦争体験などを語り、我が人生をまっとうしたいと思います。
投稿者:男性・75歳
評価:☆☆☆
原発や核の反対運動は政治家に任せる問題ではない。被害者は、人間と生物、核の怖さを知り、1人でも多くの人に伝える人に、だれでもなることが平和を勝ち取る。
投稿者:男性・74歳
評価:☆☆☆☆
元気なオバチャンよりエネルギーをもらい、反原発・反核兵器にがんばっています。
米谷 ふみ子
作家・画家、ロサンゼルス在住。油絵を仁科展に出品し、関西女流美術賞を受賞。「遠来の客」で文学界新人賞、「過越の祭」で芥川賞、「ファミリー・ビジネス」で女流文学賞を受賞。
アメリカで反戦・反核運動に参加。最近は米日政府への政策批判を行っている。