脱セクシュアル・ハラスメント宣言
法制度と社会環境を変えるために
編著者 | 角田 由紀子・伊藤 和子 |
---|---|
ISBN | 978-4-7803-1151-8 C0036 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 224頁 |
発行年月日 | 2021年04月 |
価 格 | 定価(本体価格2,500円+税) |
ジャンル |
※紙書籍のご購入はこちらから↓
#MeToo運動で改めて浮き彫りになった性暴力とセクハラ
セクシュアル・ハラスメントを告発する運動として世界に広まった#MeToo運動。一方、日本では財務省事務次官によるセクシュアル・ハラスメントを「セクハラ罪はない」と擁護する政治家がいます。日本はいかにセクハラに甘い社会なのか、その歴史と構造を解き明かし、民事・刑事の両面から法制度改革を提案します。私たちでつくるセクシュアル・ハラスメントのない社会はどんなものかーいっしょに考えましょう。
第1部◉セクシュアル・ハラスメントを生む不平等な社会構造
第2部◉セクシュアル・ハラスメントのない社会をつくるために
資 料◉関連の法律、全国のセクシュアル・ハラスメント相談窓口
日本でセクシュアル・ハラスメントの被害が後を絶たないのは、なぜなのか。社会からセクシュアル・ハラスメントをなくすには、どうしたらいいのか。現在の課題を見据え、わたしたちは何をどう変えていけばいいのかについて、1冊にまとめました。セクシュアル・ハラスメントをきちんと理解するために。
角田 由紀子
弁護士。1986 年から東京・強姦救援センターの法律顧問。以後、性暴力に関わる事案で被害者側代理人を務めてきた。 1989 年、初のセクシュアル・ハラスメント裁判を福岡地裁に起こした。
伊藤 和子
弁護士。ミモザの森法律事務所代表、NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長、理事。日弁連両性の平等に関する委員会委員。ジェンダー法学会理事。