第13回 日本医学ジャーナリスト協会賞 優秀賞受賞
認知症700万人時代
ともに生きる社会へ
著 者 | 京都新聞:鈴木 雅人・松村 和彦 |
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ISBN | 978-4-7803-1279-9 C0036 |
判 型 | 四六判上製 |
ページ数 | 240頁 |
発行年月日 | 2023年07月 |
価 格 | 定価(本体価格2,000円+税) |
ジャンル |
外出をやめない。仲間と過ごす。地域で支える。
超高齢化社会の到来で、2025年に認知症の人が700万人を超える。本人や家族の本音を伝えながら、前向きに歩む姿や提言を多角的に紹介し、温かい社会をつくる道筋を示す。認知症の世界を印象深い写真グラフでも伝える。
第29回坂田記念ジャーナリズム賞(スクープ、企画報道部門)受賞(京都新聞長期連載)
プロローグ
第1章 病ではない Photo Story 心の糸
第2章 分かち合う Photo Story ともに歩く
第3章 コロナ禍の打撃 Photo Story 夫婦の歌
第4章 つながる Photo Story 手を伸ばす
第5章 私の一歩 Photo Story 心の旅
第6章 温かな社会 Photo Story 認知症50年
エピローグ
Photo Storyに『京都国際写真祭KYOTOGRAPHIE 2023』出展作品を収録
高齢者の5人に1人が認知症となる時代は、自分も家族も認知症になりえます。自分事としてその世界を知り、豊かに暮らし続ける実例やヒントと出会うことは、将来の安心と希望につながります。この本には、絶望しても歩み出す人々の笑顔があふれ、認知症の時代を生きる勇気を与えてくれます。
鈴木 雅人
京都新聞記者。暮らしをテーマに幅広く取材している。記事を担当した大型連載企画「700万人時代―認知症とともに生きる」で坂田記念ジャーナリズム賞を昨年受賞した。
松村 和彦
京都新聞写真記者。社会保障やケアをテーマに取材。地域医療の先駆者だった早川一光氏の晩年を描いた作品が「写真新世紀」で佳作を受賞。写真と記事を担当した「700万人時代―認知症とともに生きる」で坂田記念ジャーナリズム賞を昨年受賞した。