ラディカルに自己刷新するマルクス
著 者 | 岩崎 信彦 |
---|---|
ISBN | 978-4-7803-0962-1 C0030 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 176頁 |
発行年月日 | 2018年05月 |
価 格 | 定価(本体価格1,600円+税) |
ジャンル |
※紙書籍のご購入はこちらから↓
マルクス生誕200年(5/5)記念出版
労働が価値を生み出すというのがマルクス経済学の神髄である。しかし、価値を生み出すのは、果たして労働だけなのか。労働者を「商品」ではなく「人間=市民」としても捉えないと、社会変革の主体を正確に捉えられないのではないか。自己の到達に満足せず、ラディカルに自己刷新をくり返したマルクスを捉え直す意欲作。
1労働者は「労働力商品」ではなく、人間=市民である
2労働者なのに資本家の仕事をさせられる〈苦悩〉
3貨幣はなぜ「この世の神」なのか
4「狂った形態」の資本が世界を席巻する
5未来を展望するマルクス
岩崎 信彦
神戸大学名誉教授