3.11が教えてくれた防災の本④ 避難生活
編著者 | 片田 敏孝 |
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ISBN | 978-4-7803-0490-9 C8337 |
判 型 | A4判変型上製 |
ページ数 | 32頁 |
発行年月日 | 2012年03月 |
価 格 | 定価(本体価格2,500円+税) |
ジャンル |
「釜石の奇跡」の片田敏孝先生のはじめての児童書
3.11の経験を踏まえ、防災についてわかりやすく解説する全4巻シリーズ『3.11が教えてくれた防災の本』。
第4巻のテーマは避難生活。避難生活で直面する具体的な問題や疑問点を豊富な資料や体験談とともに10問10答で解説。導入部は絵本となっている。(オールカラー、総ルビ)
パート1:避難生活とは
避難所とは?
避難所の運営は、だれがするのか?
避難所に入りきれないときには?
パート2:避難所での生活での問題
食事はどうなるのか?
避難所でのトイレや風呂はどうなるのか?
気になる健康管理は?
避難所で、少しでも気持ちよくくらすには?
パート3:いつまでつづく、避難所での生活
仮設住宅への入居は?
学校はいつ再会されるのか?
元の生活にもどれるのはいつか?
もっと知りたい 資料 さくいん
1 想定にとらわれるな!
2 最善をつくせ!
3 率先避難者になれ!
「想定にとらわれるな」は、「ハザードマップを信じるな」といいかえてもよいでしょう。自分の身を守るには、ハザードマップを信じないで、どんな状況になっても自分の頭で考え最善をつくすこと(あきらめないこと)が、なによりたいせつです。そして、率先して避難しなければなりません。
片田 敏孝
群馬大学広域首都圏防災研究センター長、群馬大学大学院工学研究科教授。専門は災害社会工学。「釜石の奇跡」をおこした人物として、にわかに脚光を浴びている。現在、市町村などからの要請により、講演や会議で全国を飛び回り、「想定に頼り切った防災ではいけない」と訴えている。