アスベスト惨禍を国に問う
編著者 | 大阪じん肺アスベスト弁護団 泉南地域の石綿被害と市民の会 |
---|---|
ISBN | 978-4-7803-0304-9 C0036 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 96頁 |
発行年月日 | 2009年09月 |
価 格 | 定価(本体価格1,000円+税) |
ジャンル |
国は、知っていた!
石綿紡織業100年の歴史を持つ大阪・泉南地域は、アスベストによる健康被害もまた深刻である。国は70年も前から、この地域の労働衛生調査を行うなど、深刻な実態をよく知っていたにもかかわらず、その規制と対策を長期にわたり怠ってきた。その責任を問い、アスベスト新法の見直し、真の救済スステムづくりを求める。
まえがき 芝原明夫(弁護団長)
第一章 「時限爆弾」を抱えて—アスベスト被害者の叫び
(1)原告の手記、短歌
(2)アスベスト健康被害とはどのようなものか—水嶋潔医師
第二章 隠された被害の現場を歩く—泉南地域の実態
柚岡一禎(泉南地域の石綿被害と市民の会世話人代表)
第三章 アスベスト災害と国の責任
宮本憲一(元滋賀大学学長、日本環境会議名誉理事長)
付.アスベスト問題略年表