ソ連共産党とは何だったのか

ソ連共産党とは何だったのか

日ソ両党関係史からの視点

著 者

聽濤 弘

ISBN

978-4-7803-1420-5 C0031

判 型

四六判

ページ数

240頁

発行年月日

2026年02月

価 格

定価(本体価格2,200円+税)

ジャンル

政治・社会・労働

※2月中旬出来予定

社会主義再生の道を探る
ソ連共産党とのほぼ全会談に日本共産党代表として出席した著者が、社会主義を崩壊させた誤りを大国主義、官僚主義、社会主義論など全分野から突く。


推薦:斎藤公平さん
社会主義はなぜ人々からの信頼を失ったのか。
本書は、ソ連共産党の大国主義と権威主義が社会主義そのものを空洞化していく過程を、日本共産党との対比を通じて、内部から冷静に描く出す。最期まで「未来の社会主義」を諦めなかった、聽濤さんによる厳しくも不可欠な歴史的反省である。

序 章 日ソ両党関係断絶の前史とソ連共産党
第1章 なぜ日ソ両党関係は断絶したか
第2章 日ソ両党会談と「いかなる国」 問題
第3章 三要素からなるロシア大国主義
第4章 レーニンとウクライナ問題
第5章 日ソ両党の和解会談
第6章 再び険悪になった両党関係
第7章 チェコスロバキア事件と社会主義の問題
第8章 期せずして形成された「ユーロコミュニズム」
第9章 史的唯物論とソ連論をめぐって
第10章 1971年会談と「内政問題不干渉」原則
第11章 党の躍進と干渉問題の終結
第12章 アフガニスタン問題と安全保障政策の変遷
第13章 核問題で光がみえた宮本・チェルネンコ会談
第14章 ソ連共産党との最後の会談
終 章 「ソ連共産党事件」と憲法裁判

ソ連共産党の大国主義と闘った日本共産党。その中心にいた著者が、ほぼ全て出席した両党会談の実体験などをふまえ、社会主義が理想を失っていく過程と原因をリアルに描き出しつつ、社会主義再生の道を探る。斎藤幸平氏が推薦。

聽濤 弘(きくなみひろし)
1935年生まれ。2025年12月逝去。京都大学経済学部中退、1960ー64年に旧ソ連に留学。日本共産党国際部長、政策委員長を歴任。元参議院議員。

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