200歳のマルクスならどう新しく共産主義を論じるか
著 者 | 聽濤 弘 |
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ISBN | 978-4-7803-0983-6 C0030 |
判 型 | 四六判上製 |
ページ数 | 224頁 |
発行年月日 | 2018年09月 |
価 格 | 定価(本体価格2,200円+税) |
ジャンル |
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ロシア革命もソ連の崩壊も資本主義の変容も実体験したマルクスなら、目標とするどんな共産主義どう描くのだろうか!?ポスト資本主義の行方を問う話題作。
はじめに
第一章 マルクス「未来社会論」の原点を探る
第二章 人間論から階級闘争論へ…
第三章 共産主義とは「体制」ではなく「運動」のことか
第四章 ロシア革命とマルクス、エンゲルス、レーニン
第五章 マルクスの未来社会論とその多義性
第六章 資本主義の現状と「しのび寄る」未来社会
第七章 「社会主義への疑問」と展望 所有形態をめぐって
第八章 「社会主義への疑問」と計画経済の展望
第九章 「自由で全面的に発達した人間」
おわりに
投稿者:男性・70歳・無職
評価: ☆☆☆☆
未来社会の生産手段の社会化を考えるうえで参考になりました。不破論文党綱領の未来社会論を読むより、この本の内容のほうがすぐれていると思いました。
聽濤 弘
1935年生まれ。京都大学経済学部中退、1960−64年に旧ソ連留学。日本共産党国際部長、政策委員長を歴任。元参議院議員。