絵本の風がふくとき

絵本の風がふくとき

子どもが絵本色に染まる

著 者

舟橋 斉

ISBN

978-4-7803-0686-6 C0095

判 型

A5判

ページ数

256頁

発行年月日

2014年05月

価 格

定価(本体価格2,100円+税)

ジャンル

児童文学・子どもの本

絵本の魅力を語り尽くす!
絵本はどの読み手と出会うかで、その絵本の持つ特徴が変わります。大人が絵本のおもしろさに気付くことで、絵本に命が吹き込まれるのです。絵本オタクの著者が縦横無尽に360冊もの絵本を紹介し、その楽しみ方を語ります。

1 絵本の風が吹くとき
 1)絵本の花咲かせましょう
 2)絵本でつながる子どもと大人
2 ここから絵本ははじまる
 1)赤ちゃんとつながる言葉=絵本語
 2)絵本をめくる~それは、はじめの一歩
 3)子どもの心とコラボできる大人を目指す
3 絵本のやさしさのマインドタッチ
 1)あわてない、あせらない、きっとええようになる
 2)散歩は出会いを演出する~あってうれしい花いちもんめ
 3)汽車・電車は人の心の鼓動となって走る
 4)なぜか、子どもは妖怪絵本が好き
4 絵本を食べる
 1)絵本で、ごはん、ゴハン、めし、メシ
 2)絵本の食べ歩き~食べ物の絵本てんこ盛
5 絵本から発信されるぬくもり
 1)自然に抱かれて心を癒す
 2)絵本がいい眠りを約束する
 3)お風呂ではじける絵本心
 4)しあわせなら、手をたたこう
 5)希望の虹橋
6 たかが絵本、されど絵本
 1)絵本はなくても子は育つ?
 2)保育に絵本は当り前?
 3)保育環境としての絵本
フィナーレ

保育者養成の第一人者である著者。とくに、絵本を通しての保育について研究してきただけあって、幅広く、自由で闊達な絵本の読み方を、縦横無尽に広げています。装画は著者のご友人である長谷川義史さん。

舟橋 斉
京都女子大学 発達教育学部児童学科教授。