保育所給食と子どものゆたかな育ち
編著者 | 給食と子どもの育ちを考える会 |
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ISBN | 978-4-7803-0237-0 C0037 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 176頁 |
発行年月日 | 2009年02月 |
価 格 | 定価(本体価格1,700円+税) |
ジャンル |
【食育推進といいながら給食室のない保育所をつくることをよしとする国】
子どもたちは「給食」が大好き!毎日のふつうの生活(給食)が安定・充実してこそ活きる〈食育〉なのです。「食育」がまるで新しいことのように大手を振って歩き始める前から、多くの保育園では子どもたちの「給食」を意味あるものにするために努力してきました。食べることを抜きに子どもたちの生活が成り立たないからです。もっと「給食」の値打ちを言葉にしようではありませんか!
ゆたかな保育所給食の志を継続させるために、いま私たちは何をするべきでしょうか!
はじめに
1章 社会の変化を受けてー給食の役割
・40年前の給食と親の願い、保育所給食の進化
・保育園の給食が親の生活格差を埋める
・長時間保育のなかで食事のもつ意味
・保護者の変化と関係づくり
2章 子どものゆたかな育ちと給食
・離乳期1〜2歳の食事と給食室の関係
・食べることは保育園生活のかなめ
・子どもたちの園生活と給食室のかかわり
・味覚格差と給食
・乳児の食物アレルギーへの対応
3章 食育を考える
・国家が子育て・食育うを国民に命令することの危険性
・保育所保育指針と食育計画
4章 保育園の給食が保育として位置づくために実践からさぐる
あとがきにかえてー子どもたちの笑顔が励まし