平和のための安全保障論

軍事力の役割と限界を知る

監 修

渡邊 隆

ISBN

978-4-7803-1063-4 C0031

判 型

A5判

ページ数

304頁

発行年月日

2019年12月

価 格

定価(本体価格2,500円+税)

ジャンル

平和・平和教育

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米陸軍大学留学生、日本初のPKO大隊長、東北方面総監など陸上自衛隊最高幹部を務めた著者が大学生向けに平和を願って語った講義録。
 
本書の5大特徴
初代PKO大隊長など幹部を歴任した自衛官でしか書けない事実
素人の大学生向け講義が基礎、マニアの議論とは一線を画す
外交や国民の選択でしか解決できない問題を明確に打ち出す
PKOと周辺有事でシナリオ研究投稿を読者に促し、筆者が回答
全講義でふんだんに地図を使い、思考力を培う分かりやすさ

まえがき
第1講 安全保障を学ぶために
第2講 戦争の始まり、戦争の起源
第3講 主権国家の戦争と英雄の戦争
第4講 第一次世界大戦と国際連盟
第5講 第二次世界大戦と国際連合(1)
第6講 第二次世界大戦と国際連合(2)
第7講 第二次世界大戦後の世界と国際連合
第8講 冷戦下の安全保障
第9講 国家、国益、国家戦略
第10講 集団安全保障と集団的自衛権
第11講 抑止・抑止力とは何か?
第12講 戦争に至らない諸活動1 予防外交
第13講 戦争に至らない諸活動2 PKO
第14講 国際法と安全保障
第15講 PKOシナリオ研究
第16講 人間の安全保障
第17講 科学技術と安全保障
第18講 情報と安全保障
第19講 同盟戦略・日米同盟(1)
第20講 同盟戦略・日米同盟(2)
第21講 非政府組織:NGOと安全保障
第22講 災害派遣と安全保障
第23講 難民対策
第24講 周辺事態シナリオ研究
第25講 我が国の安全保障政策、防衛戦略
補 講
あとがき

46ページ上段の部分のテキストが欠落していました。深くお詫びします。

渡邊 隆
元陸将。幕僚監部装備計画課長, 第一師団長, 東北方面総監などを歴任。

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