ぽぽやまこどもしょくどう

ぽぽやまこどもしょくどう

著 者

なとり ちづ:ぶん

田之上 尚子:え

ISBN

978-4-7803-1457-1 C8793

判 型

190mm×190mm 上製

ページ数

34頁

発行年月日

2026年12月

価 格

定価(本体価格1,800円+税)

ジャンル

児童文学・子どもの本

こども食堂で過ごした時間が将来の心の財産になる
たんぽぽやま総合病院では毎月第3金曜日に「ぽぽやまこども食堂」を開いています。管理栄養士のつちやさんを中心に、ふだんはいろいろな役割を果たしているおとなたち(お医者さん、看護師さん、栄養士さん、調理師さん、事務方さんなど)と、ボランティアの学生さんたちが「日常生活の姿」から「変身」して、子どもたちをおもてなしするためにそれぞれの持ち場についてきびきびと働き、一日を終えるまでの姿を描く絵本です。
《土屋輝幸(つちやあきゆき:武蔵野徳洲会病院管理栄養士・むさとくこども食堂運営者)》
こどもたちには、栄養の大切さや、みんなで食車をかこむ温もりを感じてもらいたいと思っています。いまはその大切さに気づかなくても、大人になったときに、「小さいとろ、こども食堂にかよっていたな」と、あたたかな記憶としてほんのり思い出してくれたらうれしいです。
苦手な食べ物も、無理なく少しずつ食べられるようになり、すとやかに成長してほしい。そして、食をつうじて人と人とのつながりを感じ、自分たちの手で明るい未来を築いていってほしいと願っています。

やってくるこどもたちが、「こどもである」というだけで自分たちの暮らす地域のおとなたちに心から大切にされ、尊重される権利が自分にはあるんだ、と実感できる場所、それが「こども食堂」。この「実感」を、絵本を読む子どもたちにも受け取ってもらえるような絵本づくりを心がけました。

なとりちづ
1960年東京生まれ。津田塾大学国際関係学科卒業。絵本に『ハナさんのあかいぬの』『おしごとおしごとなににする?』(福音館書店)、紙芝居に『じょうずじょうず』(絵:大友康夫、童心社)などがある。
 
田之上 尚子(たのうえなおこ)
長野県松本市生まれ。山梨大学教育人間科学部教科教育コース美術教育専修卒業。『ある晴れた日の園庭で』『絵本はホスピタリティの宝箱』(かもがわ出版)の装画・挿絵を担当。岐阜県多治見市在住。