
大崎事件は問いかける
これからの再審のかたち
著 者 | 鴨志田 祐美 |
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ISBN | 978-4-7803-1376-5 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 356頁 |
発行年月日 | 2025年10月 |
価 格 | 定価(本体価格2,200円+税) |
ジャンル |
冤罪原因と再審制度を考える
46年前に起きた鹿児島・大崎事件。
3度の再審開始決定にもかかわらず検察抗告で長引く審理を分析し、冤罪原因と再審制度を考える。
無実の「叫び」半世紀。叩き続ける「開かずの扉」。捜査、公判、再審請求審。徹底分析で浮かび上がる誤判原因と制度の欠陥。
映画監督・周防正行氏が推薦・寄稿
「再審法を改正し冤罪晴らして。次はアヤ子さんの番です」袴田ひで子
1979年、鹿児島県大崎町で男性の遺体が自宅横の牛小屋で見つかり、義姉の原口アヤ子さん(当時52)と元夫ら3人が逮捕・起訴された。原口さん以外の3人には知的障害があり、起訴内容を認めて有罪に。アヤ子さんは一貫して無罪を訴えたが刑が確定し、服役した。再審請求で計3回、再審開始が認められたが、検察の抗告でいずれも取り消された。最高裁は今年2月、第4次請求を棄却したが、1人が反対意見を付して「再審を開始すべきだ」とした。
プロローグ
第1章 大崎事件とは何か
第2章 冤罪はなぜ起こるのか
第3章 最新の苦闘ー開きかけた扉と立ちはだかる壁
第4章 再審制度の「機能不全」
第5章 あるべき再審法改正へ
エピローグ
鴨志田 祐美(かもしだゆみ)
日弁連再審法改正推進室長