小泉悠が護憲派と語り合う安全保障
「日本国憲法体制」を守りたい
著 者 | 小泉 悠 |
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ISBN | 978-4-7803-1363-5 C0031 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 144頁 |
発行年月日 | 2025年02月 |
価 格 | 定価(本体価格1,400円+税) |
ジャンル |
WE LOVE CONSTITUTION OF JAPAN?
左翼の両親と右寄りの読者との間で日本国憲法と安全保障の矛盾を乗り越えようと努力した憲法大好き軍事研究者の著者の葛藤と模索の結論がここに提示される。
「憲法LOVE」だからこそ・・・
国防のために普遍的価値(「民主主義」「法の支配」「人間の尊厳」)を守る
これからの自衛隊のあり方を模索する
第一章 問題提起
第二章 対話 Ⅰ
第三章 対話 Ⅱ
補 章 インタビュー
軍事研究家である著者が、憲法九条が日本の平和と安全のために果たしてきた役割にふれつつ、護憲派においても安全保障を全否定するのではなく、憲法が大事だからこそ考えるべき安全保障政策があることを問題提起します。
小泉 悠(こいずみゆう)
1982年生まれ。東京大学先端科学研究センター准教授。早稲田大学大学院修士課程修了。専門はロシアの安全保障や軍事政策。