子どもが育つ生活空間をつくる
著 者 | 小伊藤 亜希子・室崎 生子 |
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ISBN | 978-4-7803-0282-0 C0036 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 222頁 |
発行年月日 | 2009年08月 |
価 格 | 定価(本体価格2,100円+税) |
ジャンル |
子どもを育てることへの希望を取り戻すためにどうするか?地域の子育て環境の崩壊を食い止め、子どもが発達する場としてのなにげない生活圏の豊かさをとりもどす=コミュニティ再生の試みを具体的に描き出す。
イキイキ、ワクワク、子どもたちが育ち合い、大人たちが支え合う。身近な暮らしのすぐ傍らに、いつでも欲しいステキな子育てネットワーク。今すぐ第一歩を踏み出したくなるヒント満載の一冊です。
第1部 豊かな生活を保障する保育・子育て支援
1 保育所に通う子どもたちの家庭生活
2 学童保育所に通う子どもたちの家庭生活
3 ファミリー・サポート・センター事業の可能性と課題
第2部 共同の子育て環境を創造する試み
1 子育てひろば
2 「育ちあい」の場としてのプレイセンター『ピカソ』
3 スウェーデンのオープンプレスクール
4 デンマークのデイケアマザー
第3部 地域の空間を子どもたちの居場所に
1 団地・ニュータウンの日常生活
2 都心居住地の蓄積が生む生活空間の豊かさ
3 地域を自由な遊び場にープレーパークづくり
4 コミュニティサロンと「子どもによる子どものための場づくり」
5 子どもの生活空間における「こわかった場所」と「こわそうな場所」のズレと対策
6 子どもが遊びまわれる地域環境
市民参加・地域資源の活用による地域再生が全国の自治体で模索されているが、そのなかで、子育て支援を中心とした次世代育成環境の創造をどうすすめるか、市町村および民間団体・NPO等の取り組みに役立てる提案を行っています。
小伊藤 亜希子
現在、大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授。
室崎 生子
子どもの発達と住まい・まち研究室主宰。工学博士。本書の企画代表者。