知的障害をもつ子どもの発達的理解と支援
奈良女子大学文学部〈まほろば〉叢書
著 者 | 狗巻 修司・小槻 智彩 |
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ISBN | 978-4-7803-1268-3 C0037 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 184頁 |
発行年月日 | 2023年01月 |
価 格 | 定価(本体価格1,800円+税) |
ジャンル |
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「できない」をどう受け止め、「できる」をどう活かすか。
近年注目される「発達障害」の中には知的障害を伴う場合もある。
本書は知的障害を伴う子どもたちに焦点を当て、発達的特徴を踏まえてより深く子どもを理解し、豊かに支援するために大切な視点を豊富な事例で伝える実践的入門書。
はじめに
第1章 発達とは何か
第2章 障害と発達の関係
第3章 自閉症スペクトラム障害の特性
第4章 知的障害の特性
第5章 支援のなかで障害特性を捉える
第6章 子どもの「こだわり」を活かす
第7章 音楽で子どもを支援する
おわりに
発達と成長の違いから説きおこし、現場の具体例が数多く登場する本書は、知的障害をもつ子どもたち1人ひとりの発達状況にあわせて大人が働きかければ豊かな関係性が生まれ、笑顔が広がることを説得力を持って語りかけます。豊かな支援と子どもの発達を促すヒントにあふれています。
狗巻 修司
奈良女子大学研究院人文科学系准教授
小槻 智彩
奈良女子大学文学部特任助教