音楽家だって労働者
委託も、請負も、みんな働く仲間だ! かもがわブックレット176
編著者 | 全国労働組合総連合 |
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ISBN | 978-4-7803-0359-9 C0336 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 64頁 |
発行年月日 | 2010年05月 |
価 格 | 定価(本体価格600円+税) |
ジャンル |
プロ野球選手だって労働組合に入れる時代に、委託や請負という形式で雇っているからとして労組を認めないという動きが生まれつつある。オペラ歌手である八重樫さんなどを事例にして、その問題点を実態的にも法的にも解き明かす。
第一章 私はオペラの職場で働く労働者
第二章 「当社従業員」の身分証明書もあるのに
第三章 毎日朝礼、休日返上で働いているのに
第四章 労働組合法上の「労働者」の意義
ビクターの製品を修理している請負労働者は、正月三が日以外は常にスタンバイ。正社員の休暇を保障するため、土日に働いているのは請負の方々です。ところが、労働組合をつくって交渉をしようとしても、会社は認めません。問題点が具体的にわかります。
全国労働組合総連合
労働者・国民の利益を守るナショナルセンターとして、賃金引き上げ、労働時間の短縮、労働諸法制や社会保障の充実をはじめ、平和・民主主義を守る課題などをかかげて運動を進めています。産業別労働組合と地域の運動を調整し全国的な統一闘争を進め、世界の労働者・労働組合との連帯も広げています。