アフガニスタン ぼくと山の学校

アフガニスタン ぼくと山の学校

著 者

長倉 洋海

ISBN

978-4-7803-0728-3 C0036

判 型

四六判

ページ数

196頁

発行年月日

2014年10月

価 格

定価(本体価格2,000円+税)

ジャンル

文学・小説・エッセイ

国は、知っていた!
アフガニスタン山あいの小さな学校、小さな仲間たちとの13年にわたる交流。子どもの生活を追い、その笑顔と夢を伝えるフォト・ドキュメンタリー。

アフガニスタン北部の標高3000メートルに近い山あいの小さな学校で、ぼくは、子どもたちの笑顔に出会った。村の人たちが誇るその学校は、この国にはめずらしい男女共学、子どもたちは、水を汲み、羊を追い、家族を助けて働く。きびしい暮らしのなかで、子どもたちは将来の夢を語る。エンジニア、大臣、医者、学校の先生・・・「早く、おとなになりたい」長い戦争で傷ついたこの国の希望が、ここにあった。ひとりの人間をとおして戦争を伝えるーフォトジャーナリストとしての手法と生き方を確立したこの地で、ぼくは、子どもたちの夢の応援をしようと思った。

長倉 洋海
1952年、北海道釧路市生まれ。通信社勤務を経て、1980年よりフリーの写真家となる。世界の紛争地を取材。第12回土門拳賞、産経児童出版文化賞、講談社出版文化賞などを受賞。