生きてごらん、大丈夫
子どもと本と、出会いをつむぐ
著 者 | 佐々波 幸子 |
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ISBN | 978-4-7803-0818-1 C0095 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 200頁 |
発行年月日 | 2016年03月 |
価 格 | 定価(本体価格1,800円+税) |
ジャンル |
子どもたちに物語の力を
ぼくはぼくでよかった、と詩を通して伝えてきたまど・みちおさん。
戦後、もう一度「子どもをやり直す」と決め、数々の作品を生み出した古田足日さん。
作品を通して生きる喜びを伝え続けてきた30人あまりの作家たちの言葉に加え、本を子どもたちに届ける活動やそれを担う人々の思いを紹介します。子どもと本と、人と地域を取材し続けてきた新聞記者の、子どもたちの心にふれる出会いから生まれた珠玉の言葉のつまった1册。
生きてみようー静かな勇気がわいてきます。
作家たちのおすすめの本ガイドも掲載
投稿者:女性・50歳
評価:☆☆☆☆
「生きてごらん、だいじょうぶ」。50才の今の私の心にすっとはいってきた言葉です。子育てのとき、子どもに一番伝えたかったことです。今から絵本の世界にどっぷりとつかって、私自身の根っこに栄養を与えたいです。
投稿者:女性・50歳代・詩人
評価:☆☆☆☆☆
なんて温かい文章なのでしょう。それは、佐々波幸子さんのお人柄そのものではないでしょうか。物語の力、ことばの力、本の力、それらが、温かで誠実な文章で伝わってきます。ことに、まどみちおさんの章は圧巻です。 子どもの本を通して、子どももおとなも、生きる喜びを手渡されます。優しい気持ちになれる本です。
佐々波 幸子
1967年生まれ。朝日新聞東京本社文化くらし報道部記者。現在、文化庁・文化行政担当。