米国雇用平等法の理念と法理

米国雇用平等法の理念と法理

Fair Employment Law in USA

著 者

藤本 茂

ISBN

978-4-7803-0083-3 C0032

判 型

A5判上製

ページ数

330頁

発行年月日

2007年03月

価 格

定価(本体価格3,800円+税)

ジャンル

政治・社会・労働

公平な雇用とは何か
アメリカ雇用平等法の理念と法理を解明。「格差社会先進国」の歴史と現状を紹介し、今後わが国でも問題になるであろう立法課題を展望する。
●アメリカ合衆国における1964年公民権法成立(雇用平等法)に至るまでの社会的・歴史的・思想的背景を網羅
●公民権法第7編制定以降今日までの40年間にわたるアメリカ雇用平等法の判例理論を鮮明に分析・検討。
●21世紀日本における雇用平等法の意義と立法課題についての視点を提起。

第1章 雇用平等法制定の歴史的・社会的背景
第2章 雇用平等法の構造と概念
第3章 雇用平等法の理論的枠組み 使用者責任と証明責任論
第4章 差別的取扱いの法理と照明方法
第5章 差別的影響の法理と照明方法
第6章 積極的差別是正措置と司法審査
終 章 米国雇用平等法とわが国の立法課題

藤本 茂
現職 駒沢大学法学部教授
1952年11月愛媛県生まれ。
1976年法政大学法学部卒業、1985年法政大学大学院社会科学研究科私法学専攻博士後期課程単位取得満期退学。1992年駒沢大学専任講師、1993 年同助教授を経て、現職(労働法)。