ハンセン病 反省なき国家
「いのち」の近代史』以後
著 者 | 藤野 豊 |
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ISBN | 978-4-7803-0174-8 C0036 |
判 型 | 四六判上製 |
ページ数 | 208頁 |
発行年月日 | 2008年05月 |
価 格 | 定価(本体価格2,300円+税) |
ジャンル |
敗訴確定の瞬間から厚労省のまきかえしが始まっていた。
2001年5月、ハンセン病国賠訴訟で原告側勝訴で沸き立つ裏で、厚労省のまきかえしが始まっていた。膨大な資料と現地調査により明らかとなる広範な被害の傷跡と反省なき冷酷な国家の素顔。
序 章 2001年5月以後
第1章 熊本判決からの出発
第2章 「救癩」思想と皇室
第3章 光田健輔と小笠原登
第4章 戦争犯罪としての隔離
補 論 南洋群島被害者のききとり
第5章 国の「まきかえし」
第6章 ハンセン病 差別の連鎖
補 論 ハンセン病問題の現場から
藤野 豊
52年生まれ。
富山国際大学准教授 政府のハンセン病問題真相究明検証会議委員。