文化面から捉えた東日本大震災の教訓
ミュージアム政策からみる生活の転換
著 者 | 木下 達文 |
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ISBN | 978-4-7803-0754-2 C0036 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 352頁 |
発行年月日 | 2015年03月 |
価 格 | 定価(本体価格2,700円+税) |
ジャンル |
支援活動の経験、県別(福島・宮城・岩手等)・課題別(高台移転等)の被災状況と課題など東日本大震災の教訓を初めて包括的に分析。
ー4つの特徴
1、震災直後から開始された文化分野での支援活動の経験を、著者みずからの経験も含め紹介する。
2、地域別(茨城・福島・宮城・岩手)に、文化施設の被災状況、復興状況を紹介し、課題を提示する。
3、問題別(高台移転、放射線被害等)に、文化施設の被災状況、復興状況を紹介し、課題を提示する。
4、「方丈記」に見るコンパクトハウス、古代の住居に見る自然利用などを紹介しつつ、「住まう文化」の転換を訴える。
第1部 震災と初動
第2部 文化をめぐる被害・文化による支援
第3部 震災から見えるいくつかの課題
第4部 脱依存と生活の転換
木下 達文
京都橘大学教授 文化政策・文化史原論、文化施設マネジメント論、展示メディア論