科学にときめく
ノーベル賞学者の頭の中 かもがわCブックス13
著 者 | 益川 敏英 |
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ISBN | 978-4-7803-0280-6 C0040 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 216頁 |
発行年月日 | 2009年06月 |
価 格 | 定価(本体価格1,500円+税) |
ジャンル |
「風呂を出る瞬間、気がついた!」ノーベル賞受賞記念講演会を収録
2008年、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英教授が、学問、大学、平和、などのテーマについて語ってきた論考を集大成。友達と元気に遊び本が大好きだった少年が、ノーベル賞を受けるに至った成長の軌跡、科学に対する情熱が、益川氏の人柄とともに読むものの心に伝わってきます。
グラビア(カラー)
まえがき
第一章 ノーベル賞受賞によせて
第二章 大学と大学での学びへの提言
第三章 学問・研究につての断想
第四章 子どもと教育、そしてジェンダー
第五章 平和と科学者の責任
益川 敏英
京都大学名誉教授。現京都産業大学教授。1940年、愛知県生まれ。名古屋大学理学部卒業、同大学院理学研究科修了、理学博士。1973年、小林誠氏とともに「CP対称性の破れ」に関する論文を発表し、クォークが6つ存在することを予言した。京都大学基礎物理学研究所教授、同所長などを歴任。第17期日本学術会議会員。第25回仁科記念賞、米国物理学会第1回JJS賞、日本学士院賞、欧州物理学会高エネルギー・素粒子物理学賞などを受賞。2008年、ノーベル物理学賞受賞。