継体天皇を疑う
東アジアから見た古代日本史の謎
著 者 | 壱岐 一郎 |
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ISBN | 978-4-7803-0428-2 C0021 |
判 型・ | A5判 |
ページ数 | 256頁 |
発行年月日 | 2011年04月 |
価 格 | 定価(本体価格2,400円+税) |
ジャンル |
6世紀日本の真実は各地自立王国+ヤマト王権だ!
中国・韓国史料と日本の古代遺跡(巨大古墳・広大山城等)から列島政治文化の様相を読み解く。
対外蔑視と「ヤマト原理主義」の源は藤原氏似よる時空を超えた「天皇家」の創作だった!
「起記」の謎に挑む元放送記者、関西・福岡・金沢・北京・沖縄に住み、「日本書紀」探究半世紀の結語。
第一章 文献と考古遺跡への疑い
第二章 オオトの「足跡」ー王都、墓、戦い
第三章 六世紀の遺跡・遺物から
第四章 中国史料の六世紀(付・朝鮮史料)
第五章 オオト大王の創作
第六章 実際の六世紀政権
第七章 道義、道理なき「記紀」
壱岐 一郎
1931年、東京・雑司ヶ谷生まれ。旧制四高(金沢)修了、東北大・法卒、九州朝日放送・北京放送勤務、東海大福岡短大、沖縄大勤務、2004年より関西在住。元国会、交通記者。日本記者クラブ会員、天津社会科学院・東北亜研特別研究員。