憲法九条裁判闘争史
その意味をどう捉え、どう活かすか
著 者 | 内藤 功 |
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ISBN | 978-4-7803-0575-3 C0032 |
判 型 | 四六判上製 |
ページ数 | 352頁 |
発行年月日 | 2012年10月 |
価 格 | 定価(本体価格3,000円+税) |
ジャンル |
戦後、自衛隊と在日米軍の違憲性が問われた砂川裁判(57〜59)、恵庭裁判(62〜67)、長沼裁判(69〜82)、百里裁判(76〜89)。
その全ての弁護団で中心をになったのが内藤功だ(84歳)。
いまも第一線で活躍し、米軍と一体となった航空自衛隊の輸送は憲法九条違反だと認定されたイラク訴訟(04〜08)でも、体験を活かして全国の弁護団を励ました。
その貴重な体験と思想を受け継ごうと、若い弁護士が数十時間のインタビューを敢行。自衛隊と米軍を考える上で示唆に富む内容は、過去ではなく現在につながる記録として得がたいものとなった。
序 章 原点
第一章 砂川刑事特別事件
第二章 恵庭訴訟
第三章 長沼訴訟
第四章 百里訴訟
第五章 イラク訴訟
終 章 現在
内藤 功
弁護士。
総評弁護団をへて、現在、自由法曹団常任幹事、日本平和委員会代表委員。