教育実践と教師 その困難と希望
講座 教育実践と教育学の再生 第2巻
編著者 | 教育科学研究会 |
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ISBN | 978-4-7803-0594-4 C0337 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 304頁 |
発行年月日 | 2013年06月 |
価 格 | 定価(本体価格2,800円+税) |
ジャンル |
3.11後、教育の希望のありかを探る
事実と記録を通し困難を希望に転化させる理論的整理を試み教育研究につなげ、本書のテーマをより豊かな見通しをもったものにします。
第1章 今、教育実践と教師はどういう困難に直面しているか
第2章 教師が困難を超えてつかむ実践的見通しと希望への回路
第3章 教育実践と教師の今日的理論課題
第4章 教師人生にたどる困難・挫折・希望・再生
日本の教育実践と教師は、かつてない困難の中にあります。実践の担い手である教師たちは社会のさまざまな方向から圧迫を受け、その圧力が教師の実践をさらに追い込んでいます。本書では、子どもたちに寄り添い、子どものなかに生きる意欲を育もうとする試みをとらえています。そして、苦難の時代だからこそ、教育への信頼を取りもどし、明日への希望をひらこうとする現代の教師たちの姿を描き出します。
教育科学研究会
編集委員
久冨 善之
一橋大学名誉教授
吉益 敏文
京都・小学校教諭
佐藤 隆
都留文科大学