教育現場での柔道死を考える
「子どもが死ぬ」学校でいいのか!?
著 者 | 山本 徳郎 |
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ISBN | 978-4-7803-0601-9 C0037 |
判 型・ | 四六判 |
ページ数 | 108頁 |
発行年月日 | 2013年02月 |
価 格 | 定価(本体価格900円+税) |
ジャンル |
元日本体育学会会長が、「柔道ムラ」とも言える現状を告発し、子どもの命を守る方途を提案!
相撲界では不祥事が起きると文科省が乗り出すが、毎年何名もの命が学校管理下の柔道(授業と部活)で奪われても誰も責任を取らない。「柔道ムラ」になっているのではないか!
元体育学会会長が現状、原因を探り、解決策を提示する。
1 一部柔道関係者に見られる偏見
2 体育学・スポーツ科学の学術的貧困(病理、お目出度さ)
3 柔道事故をとりまく状況
4 「シゴキ文化の蔓延」、誰が責任をとっているか
5 学校管理下の死亡事故を放置してきた文科省の怠慢
6 日本における「安全文化の低さ」
山本 徳郎
奈良女子大学名誉教授・同元文学部長、元日本体育学会会長。