軍医殿!腹をやられました
インパール作戦ビルマ敗走記 かもがわブックレット195
著 者 | 中野 信夫 |
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ISBN | 978-4-7803-0673-6 C3036 |
判 型・ | A5判 |
ページ数 | 64頁 |
発行年月日 | 2014年01月 |
価 格 | 定価(本体価格600円+税) |
ジャンル |
「白骨街道」「靖国街道」と呼ばれた地獄の惨劇から70年!
太平洋戦争末期のインパール作戦。ビルマ(現ミャンマー)からインドに進攻する無謀な作戦で幾万人もの将兵が命を落とした。著者は軍医としてこれに従軍し奇跡的に生還し体験記を著した。2014年はインパール作戦から70年。戦場の真実を伝え、不戦の誓いを共有するために、ブックレットに再編集した。
ジャングルを敗走する将兵は飢えと伝染病に襲われ、動けなくなったものはそのまま放置された。夕暮れになると決まって「自爆死」するものが出た。
第1章 コヒマへ突進 インパール作戦始まる
第2章 コヒマから撤退 「白骨街道」を敗走
第3章 イラワジ会戦と英軍の攻勢
第4章 敗戦、収容所そして帰還
中野 信夫
1910年京都市生まれ。1941年応召、陸軍軍医としてビルマへ、インパール作戦に参戦、奇跡的に生還し中野眼科医院を再開。全国保険医団体連合会初代会長、京都府保険医協会理事長、京都医療生協理事長など歴任。2010年没。