心の居場所になれたら
まんが・学童保育の子どもたち
著 者 | 廣瀬 久子 |
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ISBN | 978-4-7803-0907-2 C0036 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 96頁 |
発行年月日 | 2017年02月 |
価 格 | 定価(本体価格1,200円+税) |
ジャンル |
子どもと指導員の、揺れる心の物語
学校が終わり放課後の時間、学童保育所にやってくる子どもたちは一人ひとりさまざまな課題をかかえています。そんな子どもたちの心の揺れを、葛藤しながら受けとめる指導員の視点から、日々のドラマを4コママンガに描きました。学童保育がみんなの心の居場所になることを願いながら。
はじめに~
学童保育ってどんなところ/まりのこと〈「ただいま」が言えなくて〉/みさきのこと〈父子家庭で育つ〉/ふうせいのこと〈知的しょうがいのある子どもの保育〉/みはるのこと〈ほんとはがんばる力をもってるんだ〉/れいこのこと〈みんなから“いい子”って言われるけれど〉/日々のこと/じつは~いろいろなことを教えてくれた子どもたち
投稿者:女性・講師
評価: ☆☆☆☆
学童の仕事をめざしたいと考える学生にすすめたいです。わかりやすく子どもとのやりとりも「あーあるある」と思えるものだったので。
学校と家庭の間、放課後というスキマの時間。学校での悩みも、家庭での課題も、全部受けとめられる心の居場所をつくりたいけれど、なかなかそれはムズカシイ。そんなふうに、言葉にすることができない心の揺れの物語を、著者は「4コマまんが」に見事に表現しています。
廣瀬 久子
高校卒業後、名古屋でOL生活送るかたわら、東京の美術学校に通い、その後、学童保育指導員として22年間、子どもと保護者にかかわりながら、学童保育の現場から発信をつづけている。