がん哲学のレッスン
教室で〈いのち〉と向きあう
著 者 | 樋野 興夫 |
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ISBN | 978-4-7803-1077-1 C0037 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 192頁 |
発行年月日 | 2020年02月 |
価 格 | 定価(本体価格1,500円+税) |
ジャンル |
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中学 高校で始まる「がん教育」を深める必読書
「がん教育」が2021年度以降、全国の中学、高校で一斉に始まるのを前に、「がん哲学」を提唱して多くのがん患者と対話してきた樋野医師が、がん教育でぜひ伝えてほしい要点をつづる。がん細胞と人間社会の不思議な共通点や、患者への寄り添い方、自分らしく生きる心構えを説く。
はじめに◉がん哲学とがん教育をつなぐ
第1章◉がん教育はなぜ必要か。
第2章◉がん細胞の不思議。
第3章◉大切な人に寄り添う。
第4章◉自分らしく生きる。
第5章◉生と死を見つめる。
第6章◉教室で語りあう。
がんと向きあう3人に聞く。
おわりに
がんに直面した人が不安や恐怖を乗り越え、自分らしい生き方を取り戻す手助けをする「がん哲学」は、子どもたちにがんに対する心構えを教える「がん教育」を深化させることができます。多くのがん患者の心情に触れてきた樋野医師の「言葉の処方箋」が、読者に心の平穏をもたらします。
2021年度から全国実施される「がん教育」を深化させる一冊。「病気であっても病人ではない」「死ぬという大切な仕事が残っている」。がんに向き合うための大切な言葉が満載。
樋野 興夫
病理学者。順天堂大学名誉教授、新渡戸稲造記念センター長。がん患者の不安や苦しみと向きあい、対話を通して支援する「がん哲学外来」を創設し、「言葉の処方箋」を提供する。現在、約全国170カ所でがん哲学外来・メディカル・カフェを展開している。