子どもと女性のくらしと貧困
「支援」のことばを聞きに行く
著 者 | 中塚 久美子 |
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ISBN | 978-4-7803-1322-2 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 256頁 |
発行年月日 | 2024年05月 |
価 格 | 定価(本体価格2,000円+税) |
ジャンル |
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それ、やりたい「支援」になっていませんか?
子どもや女性の貧困に向き合い、当事者に伴走を続けている大阪の2人の女性に焦点をあて、支援や寄り添いの在り方を考える。
「支援」における主人公は、助けてほしいと声を上げた人。
寺内順子さん(シンママ大阪応援団)
大事なのは安心安全。説教はいらない過去は聞いても変わらない。
辻由起子さん(シェアリンク茨木)
「制度を守って人を守らず」ではなく、人を「人」として大切にする。
第1部「何も聞かない」から始める 寺内順子さん
第1章 「いま」に寄り添う
第2章 独りぼっちにさせない
第2部 「安心して困れる世界」をつくる 辻由起子さん
第3章 目の前の命まるごと
第4章 なかよしの他人を増やす
第3部 現状と課題を読み解く 子どもと子育て家族のデータ・研究から
第5章 女性と子ども・若者の困難
中塚 久美子
1971年生まれ。98年に朝日新聞の記者になり、2014年から専門記者(子ども、貧困)。貧困ジャーナリズム賞(2010年)、取材班で2016年坂田記念ジャーナリズム賞などを受賞。