憲法24条+9条
なぜ男女平等がねらわれるのか かもがわブックレット151
著 者 | 中里見 博 |
---|---|
ISBN | 978-4-87699-865-4 C0336 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 64頁 |
発行年月日 | 2005年03月 |
価 格 | 定価(本体価格600円+税) |
ジャンル |
憲法改変論議の中で浮かび上がった24条変更の意図はどこにあるのか。その成り立ちから9条の平和条項などとかかわって解読する。
1 自民党ニ四条改変論を読み解く
・改憲派が多数を占める国会
・最大のねらいは九条
・自民党「論点整理」の衝撃
・男女平等な「公共」の再構築
・ニ四条は平和と福祉を要請する(ほか)
2 二四条の成り立ちと意味
・日本国憲法の制定過程から
・「家」制度の否定
・家族保護主義でなく個人(保護)主義(ほか)
3 二四条の積極的価値
・ジェンダーの視点とその二つの意味
・男性支配の否定
・男女の「公的平等」「私的平等」
・男女平等型家族と福祉を実現する国家
・ニ四条は法律婚保護主義か
・ニ四条は異性婚保護主義か(ほか)
中里見 博
1966年生まれ。福島大学行政政策学類教員。「憲法」「ジェンダー・暴力・法」を担当。