森のようちえんの遊びと学び
保育・幼児教育の原点ナチュラル・キンダーガーデン
著 者 | 金子 龍太郎・西澤 彩木 |
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ISBN | 978-4-7803-1061-0 C0037 |
判 型・ | A5判 |
ページ数 | 184頁 |
発行年月日 | 2019年11月 |
価 格 | 定価(本体価格2,000円+税) |
ジャンル |
子どもたちは「森のようちえん」でどう遊んで、何を学ぶのか。就学前教育の歴史を振り返り、滋賀県・せた♪森のようちえんの実践から、その教育的意義を考える。
はじめに
序章 子どもたちの生態写真
序章解説 写真が語る森の意義
1.霊長類に共通する生きる能力
2.多彩な自然を体感する
3.母の想い
1章 森のようちえんの確かな歩み
1.全国に広がる森のようちえん
2.滋賀でもはじまりました
3.せた♪森のようちえんの保育
4.保育フィールド1:都市公園
5.保育フィールド2:田畑とおうち
コラム1これまでの歩み
2章 森で生きてる子どもたち
1.森のいのちとの感動体験 ~出合い編~
2.森の賜物に感謝して ~遊び編~
3.森の保育は結構大変 ~育ち合い編~
4.よく遊べ、よく働け ~暮らし編~
3章 園庭は自然の賜物
1.世界最初のキンダーガーデンをつくったフレーベル
2.百年前に「森の幼稚園」を構想した倉橋惣三
3.森の幼稚園はナチュラル・キンダーガーデン
4.自然を生かすも殺すも人間環境次第
5.豊かな園庭を育てる
6.園外で自然に触れる
コラム2 園庭の植栽
4章 「遊びと学び」を考える
1.せた♪森のようちえんで3年間追った一人の幼児の育ち
2.遊びを通して、この世界を学ぶ
3.保育・幼児教育を再考する
4.学説に見る、遊びと学び
5章 脳と環境、そして遊び
1.脳科学から見た遊びの意義
2.生きる力を支える小脳の大きな役割
3.マイケル・ジャクソンは遊べなかった
4.子どもの権利・遊ぶ権利
おわりに
参考文献
金子龍太郎
広島大学大学院教育学研究科幼児学専攻修了。学術博士(広島大学教育学部)。社会福祉法人広島修道院児童指導員、北陸学院短期大学保育科助教授を経て、現在、龍谷大学社会学部現代福祉学科教授。
西澤彩木
滋賀大学教育学部卒業。私立幼稚園(大阪)、国立大学附属幼稚園(滋賀・東京)勤務。現在、せた♪森のようちえん代表、びわ湖の森のようちえん(滋賀ネットワーク)代表。滋賀大学教育学部非常勤講師。