盲導犬キキ 風のように 光のように
著 者 | 今井 敏代 |
---|---|
ISBN | 978-4-87699-900-2 C0095 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 176頁 |
発行年月日 | 2005年10月 |
価 格 | 定価(本体価格1,400円+税) |
ジャンル |
盲導犬はユーザーの目!
4度目の脳腫瘍手術で失明後、盲導犬キキと出会う。キキとの生活のなかで、さまざまなエピソードを通し「自立」を獲得していくドラマ。
盲導犬に出会ったらすぐにできるボランティア
1.ハーネスをつけて仕事中の盲導犬に出会ったら、やさしく無視してくださいね。じっと見つめたり、無断でなでたり、おやつをあたえたりしないでね。
2.道に迷っているのかなって思ったら「何かお手伝いできますか?」と、声をかけてくださいね。
3.信号を待っているとき、「青になりましたよ」と教えてくださいね。
4.以上のことをまわりの人に教えてあげてくださいね。
使用者に無断で盲導犬にさわったり、おやつをあたえている人を見つけたら、注意してね。
刊行によせて 金尾哲也
はじめに
序 章 失明
第1章 はじめまして、キキ
第2章 訓練の日々
第3章 地図のない世界へ
第4章 市民病院入室許可
第5章 キキ、わが家の子になる
第6章 キキは、アトピー
第7章 成長
第8章 キキは盲導犬
第9章 いとおしさ
第10章 自然のなかにとけこんで
第11章 キキとひとつになる
[写真] 豆塚 猛
投稿者:男性・9歳・小学生
評価:☆☆☆☆☆
本を読んだ中で一番いい本だったので、またあたらしい本を作ってほしいなぁと思いました。
投稿者:女性・57歳
評価:☆☆☆☆
私は色変の患者です。写真はわかりませんが、拡大鏡片手に握りしめ、一字一字を追って読みました。今井さんの心の目の描写におどろき、どうしてそんなとこまでキキのことがわかるのと、犬の大好きな私を夢中にさせてくれました。そして感動と勇気を私に与えてくださいました。今井さんの今後のご活躍をお祈り致します。
今井 敏代
1959年広島県生まれ。広島修道大学卒業。1967年脳腫瘍手術。1996年再発により四度目の手術。術後失明。左耳の聴力も失う。現在盲導犬キキとともに企業、大学、幼稚園など幅広く講演活動中。広島ハーネスの会理事、日本児童文学者協会広島県支部会員。