日本農業の危機と再生
地方創生の希望は食とエネルギーの産直に さよなら安倍政権
著 者 | 村田 武 |
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ISBN | 978-4-7803-0788-7 C0036 |
判 型・ | A5判 |
ページ数 | 112頁 |
発行年月日 | 2015年08月 |
価 格 | 定価(本体価格1,200円+税) |
ジャンル |
このままでは日本の農業はなくなってしまう!
世界規模で広がる食糧問題と環境問題に対して、国際的な協力と再生への地道な努力がすすめられている。しかし、日本ではアベノミクスの成長戦略の名の下で、TPP参加やJA改革、大規模化など、農の再生に反する政策が加速してすすめられている。
壊滅的な危機に直面している日本農業再生のため、生産者への支援と食とエネルギーの自給圏を提案し、ほんとうの地方創生のビジョンを描く。
第1部 飢餓と食糧・エネルギー問題に立ち向かう世界の動き
第1章 食料安全保障世界サミットから2014国際家族農業年へ
第2章 世界的な農業危機
第3章 有機農業と再生可能エネルギーの活用
第2部 安倍政権がすすめる日本農業解体への道
第4章 日本農業の危機と再生の方向はどうあるべきか
第5章 農業危機をさらに深刻化させるアベノミクス「農業改革」
第6章 日本農業再生に必要な政策
威勢の良いアベノミクスのかけ声も、日本社会を覆う停滞感をはねのけることは難しい。とりわけ生活の根底を支える食とエネルギー政策の転換は進んでいない。3.11の経験を未来に生かすため、地域に生きる経済学者は提案します。
村田 武
1942年生。経済学博士。愛媛大学社会連携推進機構客員教授