中島貞夫監督 映画人生60年を語る

著 者

中島 貞夫・大森 俊次

ISBN

978-4-7803-1285-0 C0074

判 型

A5判

ページ数

272頁

発行年月日

2023年07月

価 格

定価(本体価格2,000円+税)

ジャンル

思想・宗教・文化

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東宝での制作から名優たちとの思い出まで
日本の映画界を牽引してきた映画監督・中島貞夫。「くノ一忍法」での監督デビューから「序の舞」「極道の妻たち」などの名作を作り続け、多数の賞を受賞してきた。映画全盛期1960年代、東宝での製作の模様や、阪東妻三郎、中村錦之助、菅原文太など映画界を輝かせた俳優たちとの思い出、映画作りについて、縦横無尽に映画人生を振り返る。聞き手は約20年来の友人でありスケッチエッセイストの大森俊次。多数のスケッチで監督の語りを彩る。京都新聞の連載が書籍化

第1章 心に残る人の作品
第2章 京都で出会った俳優たち
第3章 映画づくりの変遷

日本、そして京都を代表する映画監督・中島貞夫さんが2023年6月11日に死去されました。本書は生前、中島監督が入院の直前まで準備していたもので、残念ながら最後のインタビュー集となりました。
日本の映画史を語る貴重な記録を、多くのかたに届けられればと願っています。

中島 貞夫
1934年千葉県東金市生まれ、東京大学文学部卒業。1959年東映に入社。
2023年6月逝去。
 
大森 俊次
1949年京都市生まれ、鴨沂高校在学中より関西美術院でデッサンを学ぶ。大阪経済大学卒業。医師協同組合事務局勤務の傍ら水彩スケッチ、エッセイ執筆を続け、退職後、スケッチエッセイストとして活動。

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