リアリズムの老後
自分らしい介護とマイケアプラン
著 者 | きたじま ちよこ |
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ISBN | 978-4-7803-0906-5 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 272頁 |
発行年月日 | 2017年04月 |
価 格 | 定価(本体価格1,800円+税) |
ジャンル |
介護職として、ケアマネージャーとして、介護現場にかかわってきた著者。
日々考えてきたのは「良い介護とは何か」ということでした。
各地の施設を訪れ多様で先進的な事業に触れたり、自らケアプランを作成した方々のインタビューを通して、自分らしい介護はどうすれば実現できるのかに思いをめぐらせます。
それは、自ら「老後」をシュミレーションする試みでもありました。
序 memento mori
第1章 介護保険とケアプラン
第2章 マイケアプランをつくった人たち
第3章 質のよい介護とは
第4章 ターミナルケアでできること
第5章 介護の時をゆたかにしてくれる10冊の本
介護保険ができて16年。制度の問題も多くありますが、実際に新しい介護を切り開いている事業者のお話しは説得力があります。また、介護利用計画をケアマネジャー任せにせず、マイケアプランを自分でたてた7人の方のインタビューからは、「最後まで自分らしく」という願いを深く感じました。
介護を受ける自分を想像したことがありますか。親の問題から自分の問題へと視点を変えて生まれるより良い介護シュミレーション。
きたじま ちよこ
介護現場で働きながら、小説など文学作品を発表している。文学サークル同人。