戦争と性
韓国で「慰安婦」と向き合う
著 者 | 高柳 美知子・岩本 正光 |
---|---|
ISBN | 978-4-7803-0119-9 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 168頁 |
発行年月日 | 2007年08月 |
価 格 | 定価(本体価格1,500円+税) |
ジャンル |
戦場の兵士のセクシュアリティを検証
訪問した韓国の「ナヌムの家」での見聞を素材に、「従軍慰安婦」問題の今日的論点を浮き彫りにする。また、「慰安婦」問題を授業で取り上げた実践や、元日本兵の赤裸々な証言から、戦争とセクシュアリティーの問題を踏み込んで考察する。
漫 画 「もう一度生まれたら、花に」
第1章 「ナヌムの家」をたずねて
第2章 「慰安婦」を高校の授業でとりくむ
第3章 戦場の兵士のセクシュアリティ(性と生)
第4章 日本軍「慰安婦」 いま問われていること
高柳 美知子
1931年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。中学・高校の国語教師を経て、NHK学園生涯学習講座「人間と性」専任教師、雑誌『性と性の教育』副編集長などを歴任。現在、“人間と性”教育研究所所長、上海性科学研究センター名誉顧問、北京性健康教育研究会名誉理事、東京総合教育センター相談員、人権アクティビストの会理事。
岩本 正光
埼玉大学教育学部元講師。
現在日朝協会本部事務局長。