障害をもつ子と太鼓にチャレンジ
仲間づくりと集団づくり
著 者 | 國島 典子 |
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ISBN | 978-4-7803-0145-8 C0037 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 120頁 |
発行年月日 | 2008年02月 |
価 格 | 定価(本体価格1,200円+税) |
ジャンル |
自分に自信を持てるきっかけづくり
太鼓を通して、さまざまな障害をもつ子の集団づくりや仲間づくりのポイントを伝えます。障害別、年齢別に対応の仕方など、解説をつけました。療育という観点からだけでなく、その子たちがまず太鼓を楽しむ。自分に自信をもてるきっかけづくりの1つとして太鼓があります。練習する中でいろんな人に出会い、社会のルールなど楽しみながら学べます。基本的な動きや太鼓の種類、道具のそろえ方などもあり、初心者の方でもこの1冊があればはじめられます。
第1章 太鼓と障害をもつ子との出会い
1 和太鼓と障害児
2 太鼓を教える
3 発表会をする
4 太鼓フェスティバルの実現にむけて
第2章 太鼓に挑戦!
1 太鼓を打つ前の注意点
2 太鼓を打ってみよう!
3 音楽に合わせて打ってみよう
第3章 障害をもつ子どもの集団づくり
1 大きな枠でのルールづくり
2 集団づくりのポイント
3 いろいろな子ども集まれ
4 年齢と障害別の対応
第4章 太鼓に取り組んで
1 子どもたちが学んだもの
2 大人たちが得たもの
國島 典子
津田塾英文科卒業後、愛知県総合保健センター聴力音声言語診断部に勤務。その後、愛知県心身障害者コロニー中央病院勤務。2002年に「ことばの相談室 ホワイトベル」を立ち上げる。和太鼓を1989年より始め、96年には「第1 回障害児者太鼓フェスティバル」の実行委員長。