小数導入編

小数導入編

楽しい算数紙芝居 たのしくわかる少数シリーズ1

著 者

板垣 賢二

ISBN

978-4-7803-0316-2 C8741

判 型

B4判箱入り【4話セット】

ページ数

全4話30枚

発行年月日

2009年12月

価 格

定価(本体価格5,800円+税)

ジャンル

教育

紙芝居4話箱入セット。小数との出会いから小数発明の歴史まで、キューちゃんと仲間たちが小学3〜4年の授業に即して楽しく演出。

勉強が苦手、算数が大キライ!
特別に支援が必要な子も目を輝かせ前を向き授業に集中できます。
プリント学習だけでは身につかない。
小数の基本・考え方を笑いとファンタジーで楽しく理解できます。
紙芝居を算数の授業に!!解説書をもとに1話で1時間の授業が出来ます。

第1話 小数第1位の導入
第2話 小数のくり上がり・くり下がり
第3話 小数第2位の導入
第4話 小数第2位以下の導入、小数の歴史、小数の位の名前

子どもたちが先生のほうに 魅 力 しっかりと顔を向けます
 主人公は子どもたちと等身大の小学生、そして失敗ばかりのキャ ラクタークリオネのキューちゃん、くり上がり・くり下がりが必要 になると現れる「クリ坊」など、小数という世界に子どもたちがすっ と入って行ける仕掛けがいっぱいです。
大事なポイントは実験や話し合いで
 このシリーズでは、小数マスを使った実験がでてきます。液量、 重さ、長さなどの「連続量」は、数えられるカタマリがある「分離量」 と違って、測るときに「はんぱ」が出てしまうのは当たり前です。 この「はんぱ」をどうするか?という疑問が小数を理解する最大のポイントになるからです。
子どもたちの笑顔で授業が終わります
 実験や活動・話しあいを経てたどりつく結論は...... !? ユーモア あふれる最終場面で、その時間に子どもたちに身につけさせたい内 容を楽しく印象づけます。まずは、先生が教室の子どもたちと一緒 に「小数の世界」を楽しむことです。

Q1.算数を紙芝居で 理解できるの?
A
算数の学習は、学年が上がる ほど日常生活とはなれてしまいがちで す。「なぜ学ぶのか」が見えにくくなってしまうのです。算数紙芝居は、 物語の世界にひたることで問題に向き合う動機を子どもたちに用意してく れます。また「算数」という学問そのものに、子どもたちに伝えるべき豊 かで芸術的な内容が含まれています。紙芝居という日本の伝統的メディア とのコラボレーションは、新しい教育の可能性を開いてくれるでしょう。
Q2.算数が苦手な 子どもたちには
A
子どもたちは、この紙芝居が大好きです。読み聞かせるだけでも、 おおよろこびしてくれます。算数の時間になるとうつむいてしまうよう な子どもたちも、紙芝居をはじめると頭を上げて先生のほうを見てくれ ます。「授業の楽しさ」を体感できることは、プリント学習にはない魅 力です。
Q3.特別支援教育 での活用は
A
紙芝居にはストーリー性があるので、「次の展開はどうなるの」と 興味を持ちます。授業に集中できない子どもたちが「小数理解」という 課題に取り組むために、必要な要素です。紙芝居のあいまに実験や話し あいなどが組み込まれていますので、最後まで楽しく授業に参加できる でしょう。特別支援学級など、学習に課題のある子どもとの少人数での 授業でも、いろいろな考えを出しあえ、算数の世界が大きく広がります。