〈しょうがい〉のある思春期・
青年期の子どもたちと〈性〉
おとなになりゆく自分を育む
著 者 | 木全 和巳 |
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ISBN | 978-4-7803-0416-9 C0037 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 176頁 |
発行年月日 | 2011年02月 |
価 格 | 定価(本体価格1,500円+税) |
ジャンル |
人のセクシュアリティは、どのように発達していくのか。そのことと〈しょうがい〉とは、どのようにかかわるのか。思春期・青年期の〈性=セクシュアリティ〉の問題について、今の日本の社会のなかで、ディスアビリティだったり、ディスオーダーだったり、インペアメントだったりいった〈しょうがい〉とともにありつつ〈自立〉していくことの意味を深めながら、具体的な相談事例をもとに支援のあり方を考えます。
序 章◆思春期・青年期と〈しょうがい〉のある子どもたち
第1章◆「少年期・思春期・青年期」の課題の見取図
第2章◆〈自立〉・〈性〉・〈しょうがい〉を考える視点
第3章◆「自立」について考える
第4章◆人間的自立と発達保障
第5章◆思春期のからだと危機
第6章◆少年期・思春期と「自分つくり・自分くずし」
第7章◆思春期・青年期と親との関係、親の役割
第8章◆「思春期」「青年期」の課題をのりこえるための四つの人間関係
第9章◆〈しょうがい〉の理解と〈しょうがい〉の受けとめ
第10章◆おとなになることと幼児性・万能感
第11章◆思春期・青年期と自慰の役割
終 章◆たった一度の人生だから
44頁9行目を、以下のように訂正します。
誤
らだが変化する「二次性徴」が起こります。「二次成長」(secondary sexcharacteristics)
正
らだが変化する「二次性徴」(secondary sexcharacteristics)が起こります。「二次成長」
「障害」と一口に言っても、ディスアビリティ、ディスオーダー、インペアメント……と、多様な面を持っています。「自立」や「性」という言葉も同様です。一筋縄ではいかない個性あふれるしょうがい者児のセクシュアリティ支援について、わかりやすく解説。
木全 和巳
日本福祉大学社会福祉学部教授。障害者福祉論専攻。 相談支援など障害者福祉にかかわる臨床的制度・政策研究とともに、障害者児のセクシュアリティに関する実践もすすめている。