13歳からのテロ問題
リアルな「正義論」の話
著 者 | 加藤 朗 |
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ISBN | 978-4-7803-0465-7 C0031 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 160頁 |
発行年月日 | 2010年09月 |
価 格 | 定価(本体価格1,600円+税) |
ジャンル |
実際に和光中学で生徒を前に行った講義の再現。
「目的が正しければ暴力は許されるのかー」「愛する人のために自爆するのは尊いのかー」
『正義論』(マイケルサイデル)の抽象的な思考レベルを超えた!!リアルな生き方への問いかけこそが本書の核心だ。
三つの特徴
1 生徒が大感動した和光中学での実際の授業を紙上で再現
2 市民講座レベルの解説を入れ、深い理解を促進する
3 生き方に結びつく世界の大問題を大人に考えさせる
1時間目 テロとは何か
(1)テロとは何か
(2)テロの定義の難しさ
※パレスチナとイスラエルとどちらの見方が正しいのだろうか等々。
2時間目 テロはなぜ起こる
(1)テロの目的は何か
(2)テロの原因は何か
※貧困がテロをおこすのか、宗教の違いがテロをおこすのか等々。
3時間目 テロは許されるのか
(1)テロは許されるのか
(2)暴力とは何か
※平等で平和な社会を作るためならテロ(暴力)は許されるか等々。
4時間目 テロのない世界のために
加藤 朗
桜美林大学国際学研究所所長。専門は、国際政治学、安全保障論。