3.11が教えてくれた防災の本③ 二次災害
編著者 | 片田 敏孝 |
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ISBN | 978-4-7803-0489-3 C8337 |
判 型 | A4判変型上製 |
ページ数 | 32頁 |
発行年月日 | 2012年02月 |
価 格 | 定価(本体価格2,500円+税) |
ジャンル |
「釜石の奇跡」の片田敏孝先生のはじめての児童書
3.11の経験を踏まえ、防災についてわかりやすく解説する全4巻シリーズ『3.11が教えてくれた防災の本』。
第3巻のテーマは二次災害。地震による二次災害を中心にを豊富な資料や体験談とともに10問10答で解説。導入部は絵本となっている。(オールカラー、総ルビ)
地震発生直後の二次災害にそなえよう
避難のときに注意が必要な二次災害は?
避難するとき、最低限必要なものは?
避難するとき、屋外で過ごす場合に注意することは?
身の回りのもので、避難のときに役立つものは?
二次災害を生きぬく知恵をもとう
地域に原子力発電所や石油コンビナートがあったら?
避難したあとにおきる、ガスと電気の二次災害とは?
地震による火災で注意することは?
帰宅困難者になったらどうやって家に帰るか?
こんな二次災害にも注意しよう
風評被害ってなんだろう?
ほかにも注意しなければならない二次災害は?
もっと知りたい
資料 さくいん
1 想定にとらわれるな!
2 最善をつくせ!
3 率先避難者になれ!
「想定にとらわれるな」は、「ハザードマップを信じるな」といいかえてもよいでしょう。自分の身を守るには、ハザードマップを信じないで、どんな状況になっても自分の頭で考え最善をつくすこと(あきらめないこと)が、なによりたいせつです。そして、率先して避難しなければなりません。
片田 敏孝
群馬大学広域首都圏防災研究センター長、群馬大学大学院工学研究科教授。専門は災害社会工学。「釜石の奇跡」をおこした人物として、にわかに脚光を浴びている。現在、市町村などからの要請により、講演や会議で全国を飛び回り、「想定に頼り切った防災ではいけない」と訴えている。