ジフテリア予防接種禍事件
戦後史の闇と子どもたち
著 者 | 田井中 克人・和気 正芳 |
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ISBN | 978-4-7803-0569-2 C0036 |
判 型・ | 四六判 |
ページ数 | 256頁 |
発行年月日 | 2012年09月 |
価 格 | 定価(本体価格2,200円+税) |
ジャンル |
▶GHQ占領下1948年。乳幼児を対象に大規模なジフテリア予防接種が行われ、ごく初歩的な医療的ミスにより84人もの子どもたちの命が奪われた
▶世界最悪規模の予防接種禍であったにもかかわらず、なぜ事件は戦後史に記録されることもなく忘れさられたか。
▶GHQと七三一部隊。戦後史の闇にたどり着く被害者自身のドキュメントー
第一章 事件の発生
第二章 京都の犠牲者をたどる旅
第三章 島根事件を探る旅
第四章 生き残った者の声
第五章 隠された真実を追って
第六章 戦後史の闇と事件
投稿者:女性・54歳・飲食業
評価:☆☆☆☆
最初は簡単に読めると思っていましたが、内容の深さにびっくりしました。日本でこんな事が起きてたなんて…。もっとしらせるべきで、それを元に正しい予防学を確立してほしいです。ありがとうございました。
田井中 克人
1947年生まれ。高校教員を経て、京都・島根ジフテリア予防接種禍事件研究会事務局長
和気 正芳
1947年生まれ。理学博士。大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構シニアフェロー