「ジェンダー」で読む物語
赤ずきんから桜庭一樹まで
奈良女子大学文学部〈まほろば〉叢書
編著者 | 高岡 尚子 |
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ISBN | 978-4-7803-1010-8 C0390 |
判 型・ | A5判 |
ページ数 | 168頁 |
発行年月日 | 2019年02月 |
価 格 | 定価(本体価格1,600円+税) |
ジャンル |
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ジェンダーの視点で読めば、物語の底流にあるものが見えてくる。
奈良女子大学・言語文化学科に行うジェンダー言語学の講座。そこで『赤ずきん』(ペロー版、グリム版)『きりこについて』(西加奈子)『青年のための読書クラブ』(桜庭一樹)をジェンダーの視点で読み解く試みがされた。そこから見えてくるものはー。
ジェンダーとはなにか、文学とはどう読むべきか、入門の書。
はじめに
第一章 「物語」とジェンダーの関係
第二章 「赤ずきんちゃん」たちとの対話
第三章 『きりこについて』(西加奈子)を読む
第四章 『青年のための読書クラブ』(桜庭一樹)を読む
あとがき
高岡 尚子
奈良女子大学研究院人文科学系・教授
専門は19世紀フランス文学/ジェンダーと文学。