手をつなぐ認知症介護
かくさず、おくさず、みんなのなかへ
著 者 | 立花 美江 |
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ISBN | 978-4-7803-0395-7 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 176頁 |
発行年月日 | 2010年11月 |
価 格 | 定価(本体価格1,400円+税) |
ジャンル |
介護には、人を変える力がある!
それは、夫の認知症という診断を受けとめることから始まった。日々の状態の変化にゆらぎながら、たくさんの人と手をつないで、今しかできない人生を、自分らしく生きるために。「こんなときこうすれば」「こんなふうに工夫したら」という介護の知恵もいっぱい。在宅介護10年の記録から肉声が聴こえてくる。
第1章 気づかぬうちに始まっていた
第2章 できるうちに、できることを
第3章 「ありがとう」の言葉に
第4章 支えられ、ゆらぎつつ
第5章 心のなかで泣きながら
第6章 看取りのとき
若年性認知症の夫との16年の在宅介護の記録
認知症という診断の意味すら理解できなかった著者が、夫の症状をかくさないで、まわりの人たちと手をつなぐなかで、積極的に生きる介護にかわっていった、普通の主婦による希有な記録。
立花 美江
1940年川崎生まれ。若年性認知症の診断を受けた夫の在宅介護を、家族、地域の協力を得ながら、約10年間続けた。
認知症の人と家族の会岩手県支部世話人。